「 愛 し て る 」
・・・雪?? 眠っちまったのか?
なんだ、もうすぐ楽しみにしてた番組が始まる時間なのに
ふ・・・仕方ないな 後でベッドに運んでやるか
雪の髪の毛って すっげー柔らかい
いい香りもするし 俺の髪とは大違いだな
ごめんよ 雪
せっかくの連休なのにどこへも出かけないで
今日はただ君とこの部屋で休みを過ごしたかったんだ
君が好きな音楽があって
俺が好きな歌があって
君が買ってきてくれたケーキと
俺がいれた紅茶と
君の肌にずっと触れていたくて
ずっと抱いていたくて
明日はウェディングドレスの採寸があるから
その帰りに君のお気に入りのところに出かけよう
雪・・・
ずっと ずっと 一緒に暮らして行くんだよな 君と
ずっと待たせていて ごめん
絶対に幸せになろうな 絶対に
二度と君を離しやしない
雪がいる場所も 俺がいる場所も ここだからな
雪・・・ 愛してる
<もう! 古代君ったら 起きられなくなっちゃったわ!
でも・・・最後の一言 今度はちゃんと私が起きている時にもう一度聞かせてね♪
古代君 私も古代君が大好きよ 愛してる♪>
END♪