「使命のために・・・」


地球のため

僕らは最後の決戦をガミラス本星で迎えた。

ガミラスも、僕らも、未来のための戦い

お互いが死闘を繰り返した時間・・・

つかれきった僕の耳に

誰かが泣いている気配・・・・

泣声の元へいくと

ユキが、俯き涙を流している。

僕の気配を感じたのか

「私達は・・・・なんてことをしてしまったの・・・・

私には・・・・神様の姿が見えない・・・」

そうつぶやき涙を流す。

僕は、落ちていた銃を拾い上げ

「地球の人たちも、ガミラスの人たちも

生きたいという気持ちは変わりなかったはず・・・・

それなのに、戦ってしまった・・・・

僕たちがしなければならなかった事は戦う事じゃない!

愛し合う事だったんだ・・・・

勝利か・・・くそでもくらえ!!」

手に持っていた銃を甲板にたたきつける。

           

傍らで泣いているユキの肩に手をかけ

「ユキ・・・

行こう、イスカンダルへ・・・・」

小さく頷いたユキの肩に手を回しゆっくりと第一艦橋へ戻る・・・

ひとつの星を滅ぼしてしまったという苦しみを抱えながら・・・

救いの手を差し伸べてくれたイスカンダルへ・・・・


                                                 


                           

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さとみさんのサイト「LABYRINTH」の
          メインカウンター55000キリ番とハーボットカウンター50000を
          えゆうが踏みました時にリクエストさせていただいた
          「ガミラス本星決戦の後の古代君と雪ちゃん」の
          イラスト&モノローグの作品を頂戴しました♪

          さとみさん、素敵な作品をありがとうございました!                       (2005・3・22公開)
          

                                
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