<その13>
      「海外との交流とお裁き!」


さて今回の帰省も最終日となる16日、朝食後すぐにホテルを
チェックアウトして「長崎さるくパスポート」ラストの訪問先である
「長崎歴史文化博物館(ながさきれきしぶんかはくぶつかん)」へ
車を走らせました。

夫が事前にガイドブックで行き道を調べたところ博物館へは
近くの民間駐車場に車を止めて少し歩かないといけないらしい。

この日も容赦なく強い日差しがカンカンと照っている中
駐車場からテクテク歩くこと10分足らず、
博物館へ到着しました。

2005年に開館したばかりの新しい博物館で立派な建物です。

さぁ入り口に入ろうとしたとき目に入ったのが「P」の文字。

そです、この博物館にはちゃんと来館者用の駐車場が完備されてました☆(おい!)

まぁ10分少々エエ運動が出来たと思うことにしましょう(笑)

受付でパスポートに三つ目のスタンプをポン!してもらって中へ。

玄関からはわからないほど中は広くてビックリ!

案内されたとおりまずはエレベーターで2Fへ。

この博物館は主に

  
  ・長崎奉行所(江戸時代この場所にあった長崎奉行所立山役所の
         一部分を復元整備して資料展示)

  ・歴史文化展示(江戸時代の長崎に関する展示)

           ・・・・の2ゾーンに分かれています。

まず順路に沿って「長崎奉行所(ながさきぶぎょうしょ)ゾーン」から
見学にまわります。

このゾーンでは復元された奉行所内部を見て回れるんですが
なにぶんにも「畳敷き」なので奉行所入り口で靴を脱いで上がります。


この時スタッフのかたが青いビニール袋を靴袋として渡してくれまして、
使用後は返却となりますがご希望の方は記念にお持ち帰りも出来ます♪

私はせっかくですから記念に頂いてきました〜♪
「長崎歴史文化博物館」と字が入ってます♪
           ↓これこれ♪




中にいたボランティアのガイドさんの話だと、
毎週土・日にはテレビの「遠山の金さん」や「大岡越前」などなどで
とっても有名なシーン、「お白州での奉行裁き」を地元のこれまた
有志の方々が実際に衣装を着けて寸劇を見せてくれるそうな!!

私たちが訪れたのは水曜日!あ〜〜〜〜〜〜〜〜!残念〜〜!!



と、私たちが奉行所の中を見て回ろうとしたのとほぼ同時に
ここで団体のお客様がドーっと奉行所内へなだれ込みー!!!

スタッフのかたが話してくださったのにはこの団体さんがたは
中国・北京からのツアーだそうで、出島近くの港に船で到着後
バスに分乗してここまで来られたんだそうです。

よく見てみれば皆さん番号を書いた
シールを腕やら胸元などわかりやすいところに貼ってらっしゃる。

これは乗ってきた観光バスの号車ナンバーだとか。

最初に入ってきた団体さんの番号は「17」でした。

その後は「23」とかも。他にも続々と!!


・・・・・一体バス何台でお越しなんだろう・・・・☆


ってか!あんまりその団体さんらが多くって、してまた一度に奉行所の中を
わーっ!と見学してるので奉行所内は中国からの団体さんであっという間に
埋まってしまいまして☆

内部の写真を撮ろうにもどこにカメラを向けてもその中国の団体さんが
大勢写り込んでしまうので・・・・とうとう私ら家族、ここの博物館内の
写真は一枚も撮りませんでした・・・というか撮れませんでした・・・☆

せっかく行ったのにぃ〜〜〜〜〜〜〜!!(泣!)

・・・しゃぁない!大勢にまぎれながらも負けずに見学!
きっちりあちこち見てきました。

さ、次は文化資料の展示フロアに行こうか、とまた靴に履き替えるべく
入り口へ行きますと、先ほどの中国団体さんらがここでもわーっ!っと
靴を履き替えてらっしゃるので入り口は大混雑!

空いてくるまでガイドさんとおしゃべりなんぞしたりして♪♪

で、15分ほどしてやっとこさ混雑がひと段落してきたので
私らもいそいそと靴はいたりして♪

ここでちょっと笑えたのが
「土足厳禁!」エリアの見学を終えて次に移動しようと持っていた靴袋から
出した自分の靴をはいてその靴袋を持ち帰らない人はスタッフの方に
返却するんですが、その時のスタッフさん、大勢の中国人観光客さんらの
あとに靴を履いた私たちに「シェイシェイ♪」とにこやかに
声をかけて下さいましてね。


「ちゃいます!ちゃいます!わてら大阪から来てまんねん!
 日本人でんがな♪」と日本人であることをアピールすべく
コテコテの大阪弁で返す私(笑)


パっと見は似てるもんね♪(笑)


その中国の団体さんたちがおおかた移動し終わってから
次は隣の歴史文化展示ゾーンへ。
(ここでも結局は団体さんらのあとをついて回るかたちになっちゃった☆)

かの昔海外から入ってきた西洋文化と日本の文化との
融合した歴史がたどれます。

美しいガラス工芸や螺鈿(らでん)の細工物、
古くからお住まいの方々から寄付していただいたという
年代物の簪(かんざし)や日用品などなど。

それこそもうたっくさんの資料が展示されていて
じっくり全部を見て回るには一日では足りないな☆

あいにくここでの写真は一枚として掲載に出来るものが撮れなかったので
(どの写真も大量の大勢の中国人さんらが写り過ぎ!!)なので
「文字ばっかりでわからん!」とおっしゃる方は
どうぞ「長崎歴史文化博物館」で検索をかけて下さいませ。
公式HPにヒットしますのでそちらをご覧下さいね☆(^^;)

まだまだ他にも館内で見て回りたい箇所があったんですが
ここで時間切れー!

今回の帰省での「観光」はいよいよここで終了。


あとは大阪へ帰る準備としてお土産の買い込みと昼食をとって
高速道路の混み具合を予想して早めにフェリー乗り場に着けるよう
長崎を出発すべく次の行動へ移ります。


----------☆-----------☆----------☆------------------

さて、ここまで今回のえゆうンちの長崎帰省観光レポとして
長々と書き綴ってまいりましたがお楽しみ頂けましたでしょうか?

長崎にはこのほかにもまだまだたくさんの観光名所があります。
美味しいものもたくさん、たくさん、たくさ〜〜〜んあります。

せめてあと2日余分に滞在できればあともう少し訪問できたんですが
11年ぶりの帰省で本来の目的であった諸手続きもちゃんと出来たし、
なんと言っても家族みんな揃って帰省出来たのでO・Kでしょ♪ということで
えゆうの駄文羅列な「長崎観光レポート」、これにて終了にございます。

ただ単に訪れた場所を順に書いただけなので
読みにくい箇所も多々あったかと思いますが
最後までお付き合い下さった方々、本当に有難うございました!


          完


   前ページへ    次ページ(オマケ写真)へ

     「長崎レポINDEX」ページへ