<その4>
「夜景見るまでの道のり(笑)」
新地中華街で夕食を済ませた私たちは
いったん路面電車で「長崎駅前」まで戻り
そこから改めてタクシーに乗り換えて
「稲佐山公園展望台(いなさやまこうえんてんぼうだい)」へ
むかいました。
この「稲佐山」は東京タワーと同じ標高333メートルの山で
その山頂には展望台が造られていまして、ここから360度の
展望が見渡せるようになっています。
展望台付近にも駐車場があるにはあるんですが
場所的に狭いこともあって(なんつっても平野部ではなくて
山のてっぺんですから)特に観光客が増えるこの時期には
マイカーやタクシー、観光バスなどが集中して
車を停める場所を確保するのが困難な状態になります。
なのでロープウェーやタクシーを利用して山頂展望台に行く方が
スムーズに行けるんですな♪
(ロープウェーとは別に「スカイウェイ」という
スキー場のリフトのようなゴンドラ(正式名称不明(^^;)に
乗って行きたかったんですが、なんでもそのスカイウェイは
「施設老朽化のために運行休止」になってました☆
の・・・乗りたかったよぉ〜〜☆(泣!))
長崎駅前からロープウェイ乗り場までは少々距離があるので
今回はタクシーで山頂展望台へ。
さすがに大きな駅前ですからタクシーに乗るのも楽々♪
お客さん待ちのタクシーが何台も停まってるしね(笑)
そしてそこが観光地としても有名なところだからでしょうね、
私たちが乗ったタクシーの運転手さんは行き先を聞くのと同時に
「お客さんたちは長崎の方ではないですね。」と。
一応標準語で言ったつもりだったんですが
イントネーションでわかっちゃったか!(笑)
初老の品の良さそうなおじ様運転手さんでしたが
夫が「私は長崎の生まれですけど今は大阪に住んでまして
今日は家族を連れて帰省で来てるんです」と答えたとたん!
おじ様運転手さんは瞬時に「観光ガイド」さんになりましたとさ!(笑)
ええ、もうね、すでに山頂へ向かっている稲佐山の標高が
東京タワーと同じ高さとか、長崎についてのプチ歴史講座とかとかを
わかりやすく私たちに説明しながらも
急でなおかつぐるぐるとした曲がり角がやたらと多い上り坂を
見事なドライブテクニックですいすいと車を走らせていくんですわ。
・・・車内の観光人4名がミーハーと化した瞬間☆
やっぱりなんといっても山の斜面な訳ですから
その勾配もすごくって、ちょっと止まろうものなら
次の発進で下手するとズルズルと後退してしまいますな。
まさに「坂道発進」のオンパレード!(笑)
さすがプロですから発進の際の後退は一度もなく。
お見事!!!!
こんな急な山の斜面にもたくさんの民家がごく普通にあるのが
長崎の特色でもありますが、ここら辺りにお住まいの方々って
みんな坂道発進が上手なんだろうなぁ〜、とふと感心してしまいました。
ほんとに急な斜面ばっかりなのでオートマでもしんどいかも☆
下りは下りでまたすごい斜面をくねくね延々と走るわけですから
ゴールドペーパーな私には感動しかありません☆
そんなこんなで駅前から山頂まで30分弱かかって展望台駐車場に到着。
やっぱり想像通りものすごい車の数!!
一般車両もありますが、私たちと同じようにふもとからタクシーで来た方々が
帰りにも乗って帰るために待っててもらってるタクシーの数も
かなりあってビックリ!!
運転手さんは「お帰りの時には携帯からお呼び頂ければ
すぐにお迎えにあがります♪」とおっしゃって下さったんですが
下りはロープウェーでと決めていたので丁重にお断りいたしまして
いざいざ、展望台の建物へGO〜〜!
駐車場からほんの少々歩きます。
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