<その11>    
     「西洋文化伝来の地」


この日は朝から観光強行スケジュール(^^;)でして午前中から
ガーっとあちこち観光地を一気に巡ったモンでみんなかなりお疲れモード☆

再び長崎市街地へと戻ってきた私らは再び市営駐車場へ車を預けて
一旦ホテルへ。しばし休憩をとります。


その休憩のあと夕方になって来た頃またまた先出の
「長崎さるくパスポート」を手にした私たちは
今度も路面電車に乗って「出島(でじま)」で下車。

そのまん前には着々と復元が進められている
 でじま   くにしていしせき   でじまおらんだしょうかんあと
「出島・国指定史跡<出島和蘭商館跡>」があります。
 


長崎・出島についても詳細は省略いたしますゆえ、
サイト検索や中学・高校の日本史教科書をお持ちの方は
該当項目をお調べ下さい(笑)




かの昔、さまざまな事情により埋め立てられてしまった出島ですが、
その歴史的価値は未来に残さねばならんでしょ!ということで
数年前から復元事業が進められていてこの場所に出来上がりつつある
「出島」はほぼ完成状態にあり内部を公開しています。


さて入り口でパスポート裏表紙に「出島」のスタンプをポン!してもらって
大きな門をくぐって中へ。

するとそこは・・・おおお!出島だ!!

      一番奥に見えるのが今入ってきた入り口なり

        
                    「出島」についての案内パネル

  
      オランダ商館長(カピタン)の住まいや事務所と使用していた建物を
      再現した資料館の内部へは入ることが出来ます(土足厳禁!)
     
      ちなみに「カピタン」とは英語で言うところの「キャプテン」にあたります。

           

           

           
                 当時の商館長らの住まいや迎賓に使用された
                 部屋を再現した資料展示室


じっくり時間をかけての見学ではなかったですが、それでも写真をたくさん
撮影しながら出島を見て回って出口に向かう頃、すでに出島の外の辺りあちこちから
爆竹のハンパなく大きな音が絶え間なく聞こえてきています。

おりしもこの日は8月15日。

長崎は「精霊流し」の日を迎えていて
その爆竹は亡き人の魂を極楽浄土へ送るいわばBGMなのです。



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